コラーゲンについての間違った常識
コラーゲンは、たんぱく質に鉄、ビタミンCでできています。
コラーゲン製品が巷にあふれていますが、
コラゲーゲンは、コラーゲンとして吸収されてお肌に届くことはありません。
コラーゲンは胃腸で分解されて、アミノ酸、鉄、ビタミンCとして吸収されるので、
これらの材料が、十分摂れてなければ、お肌にコラーゲンが増えるわけではありません。
生命維持に重要な臓器にまず、使われるわけですから。
これら3つの材料は十分摂れていないのが現状ですので、
鉄は貧血に使われ、ビタミンCはストレスで消耗され、アミノ酸は、タンパク質不足に使われるのです。
しかも、市販のコラーゲン製品で摂れるのは必要量のごくごく微量でしかないので、
はっきりいえば、コラーゲン製品を買うのは、高いお金の無駄遣いです。
またコラーゲンドリンクには糖が含まれているので、血糖値を上げる行為はお肌の大敵です。
(血糖値の話は後日)
「フカヒレを食べて、翌日お肌のぷるぷる感を経験したけど・・・」
と反論する方、きっといるでしょう。
それは、アミノ酸が肌に作用して、保湿量が増えたのかもしれませんが、
ステーキを食べたらもっとアミノ酸が摂れたはずです。
コラーゲン入り美容液も多く販売されていますが、
分子量が大きすぎるためお肌に吸収されることはありません。
肌表面の保湿作用のみ期待できますが・・・
よって、プロテインあるいはアミノ酸のサプリメントに
ヘム鉄、ビタミンCのサプリメントを摂ったほうが美肌に効率的です。
管理人: akemi koide
福島県生まれ。 こいで耳鼻咽喉科・美容皮膚科の開業医。(愛知県尾張旭市) 3歳、鼻の付け根を箪笥の角で強打、 皮膚がパックリ割れて無麻酔で5針縫う人生初の手術。 幼稚園である事件に巻き込まれる。→あとでブログに書きます。 小学校では、名字をからかわれ(かなり変わった姓だった) ショートカットの髪型で男の子と間違われ続ける。 小学2年で虫垂炎の手術。 中学時ピアニストを目指していたが、「朝起きられない病」で中2から不登校に。 高校では高2から腎臓病で入院生活。 2年間ほとんど勉強せず。 人生3度目の手術:扁桃摘出術。 入院中、医師の仕事に憧れ 二浪して秋田大学医学部に入学。 医院開業してからも入院手術2回、1回の骨折(右足首)。結局今まで5回の手術。 「わたしの人生、手術と病気が多すぎるのはなぜ?」と 予防医学を勉強するうち、オーソモレキュラー医学と出会い栄養の重要性を思い知らされる。 オーソモレキュラー医学こそが健康でいられる秘訣との確信に至り、 この健康・美容・アンチエイジングブログでその素晴らしさを発信していきます。
人気記事一覧
- 糖質セイゲニストのランチ - 2,184 views
- オーソモレキュラー療法の基本って何? - 1,881 views
- オーソモレキュラーって何? - 1,782 views
- 紫外線対策の落とし穴 - 1,231 views
- ついてる!ついてる!ついてる! - 1,114 views